古材のリメイク


お客さまのお持ちこみの板をリメイクしました。
お客さまの亡くなったお父様が大工さんで、木が好きな方で木材を集めて
いらしたそうです。それらを何かの形にしたいということでした。

こちらの板は、表面をきれいにしてこのまま台として使いたいというご要望。
おそらく昔の和裁の裁ち台だったのでは、というかんじのいろいろな
跡がありました。

味わいがあります


それを鉋(カンナ)で表面をきれいに仕上げ、



こんな感じにいい艶がでました。どうやら桂(カツラ)の木のようです。





そしてこちらは下に収納カゴなどが入れられる台に、とのご要望。
まず、天板になる部分と脚になる部分にわけ、



表面を鉋で削り、欠きとりの加工をし、



組み立て、オイル塗装をして仕上がりました。
お客さまのお持ちの材料のなかで完成するデザイン、ということで
自然とシンプルな形になりました。
こちらは台湾ヒノキでした。上品な木目です。








そして納品 



 喜んでいただきました


古材の場合、味のある風合いをそのまま残すこともできますが、今回は削り直して正解でした。
木工yamagenをはじめる前は、一枚板を加工する家具屋におり、
無垢板のカンナ削りは得意分野でもあります。
削り直し(反り・ねじれ等も直します)・リメイクなどお気軽にご相談ください。

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